Kepler-186f

Kepler-186f は、地球から 492 光年離れた、白鳥座に位置する M 型主系列星 Kepler-186 の周りを回る系外惑星です。公転周期は約 130 日で、太陽系外のハビタブルゾーンにおいて、初めて発見された地球に近いサイズの惑星であり、地球に最も近い惑星です。また、Kepler-186fは地球から約490光年離れた外界系の五つの惑星の一つであり、新しく発見された太陽系外惑星は、太陽から約3250万マイル(5240万km)の周りを周回している。赤い矮星を旋回するには約130日間かかります。

(クレジット:Natsuki Shirako & SGH Moriyama High School)

 

 

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(クレジット:Saaya Shimozaki & SGH Moriyama High School)

中心星の Kepler-186 は、赤色矮星で赤い光を放っていて、質量は 0.478 太陽質量、表面温度は太陽より 2,000 度ほど低い 3,788 K と見積もられています。そのため、その周りを回る Kepler-186f に届く光のエネルギーは弱く、赤色光および赤外線成分が多いので、地球上の植物が光合成に用いる緑色の葉緑素クロロフィルaではエネルギー吸収に適さないと考えられています。

もし、Kepler-186f 上に生命が発生したとすると、波長の長い赤色光をより吸収しやすい、黒色の光合成色素を有する植物が生息しているかもしれません。

kepler186f 地表
(クレジット:Saaya Shimozaki & SGH Moriyama High School)

Kepler-186f は中心星との距離が 0.36 AU(地球-太陽間の距離 = 1AU)と近いため、中心星の重力から生じる潮汐力によって、自転と公転の周期が同期している可能性があります。その場合、惑星は中心星に対して常に同じ面を向けて回ることになるため、中心星の光を受けている面は水分が干上がり、一方で逆側の面は氷におおわれることになるはずです。すると、ハビタブルであるのは、その中間地域のみになることが想定されます。

また、温度の高いところから低いところへ風が吹くため、地表では昼側から夜側に向かって常に強風が一定方向に吹いていると考えられ、植物は常に同じ方向にたなびいていることになるかもしれません。

ちなみに、この惑星は「Earth 2.0」とよばれることがあります。地球と同じサイズのハビタブルプラネットなのですが、中心星のタイプが太陽とは異なるため、「ヴァージョン違い」の地球型惑星、として捉えるのがよいということなのでしょう。

(文責:下崎紗綾・佐々木貴教)

Kepler186f

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(ExoKyoto Stellar Window 上に表示した Kepler-186f)

Kepler-186f についての詳しい情報はこちら。
http://www.exoplanetkyoto.org/exohtml/Kepler-186_f.html

ジャーナル記事

1.) An Earth-Sized Planet in the Habitable Zone of a Cool Star

2.) FORMATION, TIDAL EVOLUTION AND HABITABILITY OF THE KEPLER-186 SYSTEM

 

WEB記事

1.) Kepler-186f, the First Earth-size Planet in the Habitable Zone

2.) 5 Things to Know About Alien Planet Kepler-186f, ‘Earth’s Cousin’

3.) Kepler 186f

投稿者: exoplanetkyo