太陽系外惑星の想像図について

Image Credit: Haruka Inagaki, Miu Shimizu, Chise Hatsuoka, Shione Fujita

「主な系外惑星の紹介」の記事で使用している一部の想像図は、滋賀県立守山中学高等学校の生徒またはその卒業生が作成したものになります。

想像図を作成した太陽系外惑星は、2021年11月現在、33個にも及びます。

<京都大学と滋賀県立守山高等学校の高大連携>
滋賀県立守山高等学校(以下守山高校)は平成26年度~30年度の5年間、文部科学省「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」事業に指定され、この事業の一つとして京都大学 大学院 総合生存学館の山敷 庸亮 教授とともに活動が発足しました。当時のメンバーが美術部員であったことから、太陽系外惑星の想像図を描くことを目的とした「ハビタブル研究会」を設立しました。
想像図を描くことで、まだ直接撮像が難しい太陽系外惑星を可視化することができるだけでなく、高校生からの視点で、既に存在している想像図とは一味違ったユニークな姿をお見せすることもできます。
この取り組みはSGH事業が終了した現在でも独自の取り組みとして続いており、中高一貫校である特徴を活かして、滋賀県立守山中学校の生徒も想像図作成に携わっています。

<想像図の作成>
太陽系外惑星の想像図はExoKyotoデータベースを主に参考にして作成します。また、PC上でイラストを作成できるアプリを利用し、ペンタブレットなどを使用して描いています。
デジタルではあるものの、手で描くことによって、簡易的な3Dデータでは再現しきることができない細かな惑星表面の様子や大気・ガスの流れなどもより詳しく描くことができます。

<過去に紹介された記事やメディアなど>
・TELSTAR【宇宙高校生】第二弾!守山高校ハビタブル研究会
(前編)http://spacemgz-telstar.com/article/feature/a233
(後編)http://spacemgz-telstar.com/article/feature/a234
・シガトコ/果てのメディア(内容は同じです)
滋賀から宇宙へ?! NASAも認めた守山中学・高校『ハビタブル研究会』とは – しがトコ (shigatoco.com)
https://shigatoco.com/toco/habitablezone/
10代が描く未知の惑星。NASAも認めた守山中学・高校『ハビタブル研究会』とは? – 果てのメディア (hatenome.com)
http://hatenome.com/post-834
・おはよう関西(2021/10/15放送)/おうみ発630(2021/10/19放送)
未知の惑星をイラストで描く! | おはよう関西 | 関西ブログ (nhk.or.jp)
https://www.nhk.or.jp/osaka-blog/ohayou/455586.html

※放送日から時間がたつとリンクが無効になっている場合がございます。ご了承ください。

<ハビタブル研究会歴代メンバー>
・Saaya Shimozaki, Shione Fujita
・Haruka Inagaki, Miu Shimizu, Rina Maeda
・Daichi Ogawa, Natsuki Shirako, Chise Hatsuoka, Mayu Masada
・Megumi Yokoyama, Yuna Watanabe