CoRoT-20 b

7月 6, 2018 系外惑星の紹介

<CoRoT-20 bの想像図>

CoRoT-20 b は、太陽系から 4011.7 光年( パーセク)離れた恒星CoRoT-20 を周回する系外惑星で 2011 年に公開されました。恒星 CoRoT-20 は視等級 14.7, 絶対等級 4.2 です。この恒星は太陽の 1.1 倍の質量で、 半径は太陽の0.9 倍であり 表面温度は 5880 で、スペクトル型は G2Vです。この恒星の惑星系で CoRoT-20 b は、恒星 CoRoT-20 のまわりを 公転周期9.2 日で、 軌道長半径 0.09 天文単位 ( 13493727.9 km)で公転しています。

CoRoT-20bは、ナショナルジオグラフィックによると、どのように惑星が形成され、太陽のような星に近づくかについての現在の理論を無視して天文学者に挑戦する、新しい惑星です。 木星の大きさの4/5の惑星は4000光年先に発見され、フランスのサイトMaxiSciencesが報告しました。 CoRoT-20bはガス巨大惑星であると考えられていますが、比較的小さなサイズであり、木星の4倍の質量を持っているため、知られている最も高密度の惑星の1つになっています。 これは、National Geographicによると、CoRoT-20bがどのように形成されたかに取り組んでいる天文学者に問題を与えます。新しい高密度惑星が、ガス状の大気に囲まれた堅固なコアである従来のガス巨星と同じ構造をしているならば、惑星の核は全質量の50%から77%を占めるでしょう。一方、木星はその質量のわずか15%を占めています。

CoRoT-20 bについてもっと知りたい方は、以下のデータベースページをご覧ください。

CoRoT-20 b (exoplanetkyoto.org)

ジャーナル記事

1.) Transiting exoplanets from the CoRoT space mission XX. CoRoT-20b: A very high density, high eccentricity transiting giant planet

https://www.aanda.org/articles/aa/full_html/2012/02/aa17681-11/aa17681-11.html

 

WEB記事

1.) CoRoT-20b: new planet found

https://www.pri.org/stories/2012-02-24/corot-20b-new-planet-found

投稿者: exoplanetkyo